猫のお部屋

トイレの基本

猫のしつけは習慣づけがポイント
猫はもともとトイレのしつけにそれほど手がかからない動物。
猫砂を用意してあげれば、たいていはそこでちゃんとできます。
でも時にはそそうしまうことも…。それには原因があるんです。
猫ちゃんのトイレ習慣、ちゃんと知っておきましょう。
犬と違って猫は、誉めたり叱ったりしても通用しません。
「これは普段からしないこと」と習慣づけさせるのが猫のしつけのポイントです。
  • トイレの準備
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  • トイレの準備

トイレキットの種類

●猫を飼う時は、こんなトイレキットを用意しよう

猫のトイレはいたってシンプル。トイレトレーと猫砂があればOKです。

トイレ/
成長しても出入りや中で体勢を整えられる大きさのものを用意。
スコップ/
猫砂をすくうためのもの。トイレに付いている場合もあります。
猫砂/
猫の好みに合わせて選びましょう。
ウエットティッシュ/
顔・足・お尻やおそそうもサッと拭けます。

猫砂の選び方

●素材や特性で選ぼう
犬と違って猫は、品種によってオシッコの量が違うということはありません(固体差はあります)。ですのでサイズや量はどの猫ちゃんも共通。あとは、トイレに流せる、可燃ゴミとして処理できる、消臭力など、素材や特性の違いで選びます。素材の特性を知ることで、猫ちゃんの一番あったネコ砂をしろう!ネオ砂紹

トイレのセッティング

●トイレは静かな場所に置く
排泄チェックやこまめな掃除ができる目の届く所で、なおかつ猫ちゃんが安心してトイレができる静かな場所に設置してください。玄関など人通りの多いところは避けましょう。猫ちゃんがその場所を気に入ったら後で変えないこと。外でトイレをする猫の場合も、家の中のトイレは必要です。
●場合によってはトイレの数を増やす
清潔好きな猫は、トイレが汚れているのを嫌がります。その結果、トイレ以外の場所でしてしまうことも。掃除は最低でも朝晩2回行うのが理想です。また多頭飼いの場合は、他の猫のニオイがついたトイレを嫌う場合もあります。そんな時は、トイレの数を増やしましょう。こまめに掃除できない場合は、1匹に1個用意するのがベスト。長時間留守にする場合も同様です。

トレーニングの手順

●使い慣れた猫砂を用意
猫をはじめて迎え入れる時は、少しでも早く新しい環境に慣れさせるために、以前使っていた猫砂と同じものを用意しましょう。
●最初のサインを見逃さない
新しい環境にちょっと慣れると、ほとんどの猫がトイレをしたくなります。そのサインを見逃さないこと!1回で成功させることがポイントです。同様に2〜3回成功できれば、トイレのしつけは、もうだいじょうぶです。
●緊張させない

失敗しないように飼い主があわてたりすると、猫はもうトイレを怖い場所だと思ってしまいます。「トイレサインだと思ったけど違った」としても気にせず、落ち着いてさり気なく行動しましょう。オシッコをはじめてからトイレに入れてもOK。そそうをしてしまった場所はニオイが残っているとまたトイレをしてしまいます。

<トイレサイン>
  • 床のニオイを嗅いで回る
  • そわそわしだす。
  • トイレの前後は走りまわる。
●性格は十人十色
猫は好奇心旺盛な動物と思われていますが、中には飼い主にしか興味を示さず、ほかの人には警戒心の強い猫ちゃんもいます。こういう猫をパーソナルキャットと言います。好奇心や警戒心は猫によっていろいろ。それぞれの性格を見ながらトイレトレーニングを行いましょう。
●誉めたり叱ったりは猫には通用しない
しつけの面で猫が犬と違うのは、誉めたり叱ったりが通用しないということ。猫は誉められても単にかわいがられているとしか思わず、叱られると攻撃されたと思ってしまいます。ですので、してはいけないことを学習させようとするのでなく、「これは普段からしないこと」と習慣づけさせるのが猫のしつけです。
●一回嫌な思いをするともうしない
たとえば猫ちゃんがどこかへ飛び乗ろうとした時、足元が崩れて怖い思いをしたり、物が落ちて大きな音がしたりすると、びっくりしてもう二度とそこへ乗ろうとしなくなります。トイレやつめとぎのしつけもそのように、ここではもうしたくないと思わせることが大事なのです。人間にとって良い・悪いを覚えさせるのではなく、猫に合わせた感覚で、良い・悪いを教えてあげ感じさせることが必要です。
●砂をかけるのはニオイを消すため
猫ちゃんがトイレの後に砂をかけるのは自分のニオイを消すため。もともと狩猟動物であるため、獲物を待ち伏せする際に自分のニオイで気づかれないようにするのです。トイレ場所へ行ったらまずニオイを嗅ぎます。これは安全かどうかの確認。自分のニオイだけならOKですが、知らない猫のニオイがしたら場所を変えたがります。トイレが終わると何度かニオイを確認しながら砂で埋めます。ですので、猫ちゃんのトイレは必ず猫砂を用意してください。

トイレをそそうする

●トイレのそそうには理由がある

猫は砂かけのできる場所でトイレをする習性があります。ですので、ちゃんと猫砂を用意しておけばトイレの失敗をすることはほとんどありません。そんな猫ちゃんがトイレ以外の場所でそそうをしたら、それはトイレでできない何かの理由があるはず。叱るのではなく、何が原因かを明らかにしてください。

<猫がトイレトラブルを起こす理由>
  • 健康上の理由
  • 精神上(ストレスなど)の理由
  • トイレに関する理由
●健康上の理由

オシッコをしたいのに出ないというのは、尿結石や猫泌尿器症候群の恐れがあります。この場合はしょっちゅう尿意をもよおすため、トイレ以外の場所でしてしまうことになります。便秘の場合も同じようなことがあります。早めに獣医師に診てもらってください。トイレに入ろうとしてやめてしまう場合は、足の裏にケガをしていないか、足腰を痛がっていないか、よくチェックしてみてください。

●精神上の理由
  • 家に子供が来て急にうるさくなった
  • 急に留守番ばかりになった
  • トイレに入る時に何か驚くようなことがあった
  • 一緒にいる猫と折り合いが悪いなどの

原因が考えられます。可能性のある原因を取り除き、トイレを2つ用意してみる、静かな場所にトイレを置くなどいろいろ工夫してみてください。

●トイレに関する理由
  • トイレは汚れたままになっていませんか?猫は清潔好きなので、汚れているとトイレをするのを嫌がります。月に1回は、トイレの砂を入れ替えてトイレの洗浄をしましょう。その際、新しい猫砂の上に今まで使用していた猫砂を少量まぜてあげれば、猫ちゃんは安心してトイレをすることができます。
  • 多頭飼いの場合、他の猫のニオイが付いたトイレを嫌がる場合もあります。こまめに掃除するか、場合によってはトイレの数を増やすなどして改善してください。
  • 体調や掃除に問題がないのにそそうするという場合、最近、砂の種類を変えたり、トイレの環境を変えませんでしたか?砂の材質や、トイレの周りの環境がちょっと変わっただけで不安を感じる猫ちゃんもいます。思い当たることがあるなら、それらの変化を元に戻してみてください。
●スプレー行動をする
立ったまま壁などにお尻を向けてオシッコを飛ばすスプレー行動。これは、家の中に見慣れないものがあったり、知らない猫がいたりして不安を感じた時などにする行動。生理的なオシッコではなく、自分のなわばりを主張するための臭い付けです。特に発情期のオスに多く見られ、ほとんどの場合、去勢手術で止めることができます。

困る場所でつめとぎをする

●つめとぎは猫の本能
猫がつめとぎをするのは、大事な本能。武器や道具として常に尖らせておくための行為ですが、つめとぎ跡はなわばりの印ともなります。つめとぎ跡からはその猫の強さがわかります。家具や柱をキズから守るために、つめとぎを用意してあげてください。ネオとぎ一覧へ
●つめとぎして欲しくない場所はブロック
つめとぎを用意したのに他の場所でもしてしまう場合は?柱なら、つめとぎする場所につめとぎ器を立てかけておきましょう。また何か物を置いて物理的にブロックする、猫が嫌がる両面テープを貼る、などの方法もあります。

よく吐く

●猫が吐くのは毛玉を出すため
猫はよく吐く動物です。これは、毛づくろいをして飲み込んだ毛玉を出すため。普段からよくブラッシングをしてあげてください。